008 書く場所考

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どこで書くか。 頭の中の繰り広げられる創作も、やはり書くという行為とその作業空間が必要なわけだ。昔、大音量で鳴るクラブのスピーカーの前で熟睡していた友人がいたが、そんな、どこだって寝られるという人みたいに、どこだって書け … Continued

006 万感描写

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五輪に伴う4連休。ありがたいことに私の定職も4、いや3.5連休。私としては自分ノルマの40枚の遅延を、なんとかこの連休で取り戻したいところ。 にしても、暑い。五輪選手は大丈夫だろうか。 窓を開けて書く。無風。暑い。 暑い … Continued

図書新聞 第3504号 7/17の文芸時評(第77回)に取り上げて頂きました。

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「カメオ」を文芸時評で取り上げて頂きました。実はちゃんと発売日(7/9)に買っていたんだが、ちょっと忘れていた‥‥‥。 幼い頃、実家の近所に鉄道好きのお兄ちゃんがいた。当時は「鉄ちゃん」なんて言葉もなかったが、お兄ちゃん … Continued

007 PARKER IM black GT M

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友人の医師から賞のお祝いに頂いた。医師なんて聞くと、スマートな紳士だと思うだろうが、女医だ。 米倉涼子似の女医だ。もちろん自称だ。 彼女がそれを自称し始めたのは、米倉涼子がまだ、あの「私、失敗しないので」を演る前だから、 … Continued

『文學界』8月号の新人小説月評に「カメオ」を取り上げて頂きました。

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画像はAmazonさんから 例によって著作権とかあるから全文は載せられないので、皆さん買ってください。誠に不本意ながら一部分だけ抜粋します。(良いとこ取りします) “通り雨、交わす言葉、犬を抱えて駆け上がる階 … Continued

005 感想と批評(群像7月号まとめ御礼)

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Amazonで来月8月号、各文芸誌の情報が出始めた。そろそろ次月号にバトンを渡す頃合いだろう。ということで、このあたりでまとめ。 デビュー作掲載にあたっては担当編集者、編集部、校閲部、たぶん他にもいろいろあるんだろうけど … Continued

004 タイトル詐欺(カメオ)

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「19世紀後期、イタリアで作られたというそれは、幾度も欧州の騒乱や戦禍をくぐり抜け、そしてサルドニア貝を削り出した乳白色の貴婦人の横顔は、東京を焼いたあの炎も赤々と映し出したのかも知れない。祖母から母、そしてわたしへと受 … Continued

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