世界的にも注目をあびた「オモロイ純文運動」Tシャツが一般販売開始です‼️

この度、就労継続支援B型BaseCampさんご協力を得まして、オモロイ純文運動Tシャツ及びその他グッズの販売を開始します。
まずは7.26の東京でのBaseCampさんとのコラボイベントでの対面販売から。




こちらの物販の収益は就労継続支援B型BaseCampで働く皆さんのお給料になるので、よろしくお願いします!
今後、オモロイ純文運動グッズなど、通販も対応予定です。
松永K三蔵
世界的にも注目をあびた「オモロイ純文運動」Tシャツが一般販売開始です‼️

この度、就労継続支援B型BaseCampさんご協力を得まして、オモロイ純文運動Tシャツ及びその他グッズの販売を開始します。
まずは7.26の東京でのBaseCampさんとのコラボイベントでの対面販売から。




こちらの物販の収益は就労継続支援B型BaseCampで働く皆さんのお給料になるので、よろしくお願いします!
今後、オモロイ純文運動グッズなど、通販も対応予定です。
松永K三蔵

当日にお知らせしてどないすんねん。というお声はごもっとも。すみません。ちょっと寝るか書くかの日々でして。まだ続いてますが……。
ということで東京 山の手線の中から書いてます。
https://peatix.com/event/4460249
これは就労継続支援B型BaseCampさん(以下ベーキャン)とのコラボ企画。
私も大学を内定なく卒業し、一度無職になったが、そのあとは知的障害をもつ方の施設(当時の名前で授産施設)で契約職員(バイトだったが)として働いていた。
そんなこともベーキャンさんとのご縁だ。
今回はベーキャンさんらしく会話型という、お客様参加型の講演だ。おもしろそう。
そして、今回「オモロイ純文運動」Tシャツの販売をベーキャンさんの協力のもとに開始する。
収益はベーキャンさんで働く方のお給料になるのでみなさんよろしくお願いします。
ということで会場で!
松永K三蔵
姫路文学館の「特別展 没後10年 作家 車谷長吉展」が終わった。約二ヶ月間。お疲れ様でした。とても素晴らしい展示会だった。
全国各地から駆けつけたファン、現役の小説家の先生たち。改めて車谷長吉の仕事の大きさを痛感させられた。今なお、その影響は大きいのだ。

かなりお久しぶりにイラストを(汗)

今はSNSでこの車谷展に行った方の感想が見られる。すると、気づくのはそれぞれにかなり思い入れが強いということだ。
まず、回顧展をできるほどの作家は多くはない。そして没後もファンを惹きつける作家もまた多くはない。本人が「反時代的」と言ったように、時流に乗ることはく、淡々と車谷スタイルを貫き通した。その独自性を今なお読者それぞれが大切に温めているような格好だろうか。今回、各地に潜在していた車谷ファンが没後10年を機に姫路に集まった感があった。
そして私もそうだ。2007年。あの時はまだご存命だったが、私はやはり姫路文学館で行われた車谷長吉展に行ったのだった。私の中で車谷長吉さんは一番会いたくて、また一番会いたくない作家だった。
やはり、怖い。私などは臆病なのですぐにペラペラと喋る。おそらく車谷長吉さんはじっとそれを聞き、寸鉄ひと言で、私の舌を釘で刺すように黙らせただろう。そうして、下手をすればどこかのエッセイで名指しで怒られかねない。ふざけた筆名の新人の訪問をうけたが、これがまた商人のように卑屈な男であった……云々。が、やはりお会いしたかった。残念ながら私のデビューは車谷長吉さんがご存命中には間に合わなかった。
それでも縁あって、まさか車谷長吉展の開会式の末席に加えていただき、まさか奥様の高橋順子さんとお会いでき、車谷長吉先生の御仏前にと拙著をお渡しさせていただけるとは。人生はわからない。

ファンが怖い、と言われる作家がいる。つまりその作家のファンは、作家に心酔するあまり、熱狂的なのだ。作家とファンの精神的結びつき(もちろん読むという一方通行ではあるが)が強烈で、うっかりそのファンに、あ、私も好きなんですよ、と同好のよしみを求めて安易に声をかけると、「お前になにがわかる!」とやられるわけだ。太宰や中上健次などはその代表例だろう。私もふたりとも好きだが、公言するのは憚れるところがあるのは、そんな理由からだ。そしてもしかすると車谷長吉もそのひとりかも知れない。

X(Twitter)などで反応を見ていると、皆さんかなり思い入れが強い。それぞれに“私だけの車谷”があるように思う。そしてそれは小説家もだ。文章を寄せておられる万城目学さんはもとより、吉村萬壱さんなど。実際に来館されておられた。
私も私で、尼崎市立図書館でお話しをさせてもらった際には『漂流物』を紹介した。車谷長吉さんが直木三十五賞を取られた『赤目四十八瀧心中未遂』の舞台は尼崎だから、というのもあったの、私の「漂流時代」はまさに尼崎だったからだ。

そして共同通信の読書日和にも『漂流物』を紹介させていただいた。※Kはミドルネームです。
尼崎の地場の不動産屋で働きながら小説を書き、私はその間、車谷長吉の『漂流物』を鞄に入れていた。私だけの車谷さん。「わかってたまるか」と念じながら。

2007年の車谷長吉展。姫路駅から歩いて行った。あれから18年。やはり姫路駅から歩いて行く。仕事も散々変わり、結婚して、犬を飼ったり、子どもができたりいろいろあって2025年、再びの車谷長吉展。私にとっても節目だ。
車谷長吉さんについては言いたいことはいろいろある。でも今回の「車谷長吉展」のキャッチコピー「生きることはむごいな」について。車谷さんらしいな、と思う。素晴らしいコピーだと思った。
読者の人は「らしい」と思うだろうし、そうでな人にも何か心に響く言葉ではないだろうか。
何故だろう。「生きることはむごいな」平生、誰も口にはしないけれど、全くその通りだから。それがこの世の中であり、だから我々は疑問を持ち、求めるように何かを読み、また車谷さんや私は小説を書くのだけれど、私はこの「な」こそが車谷さんの魅力だと思う。
「生きることはむごい」。こう言ってしまえば、それもやはりその通りで、しかしもはや救いはなく、なんとも味気ない漠々たる荒野のようなその言葉にはなんの魅力もないが、「生きることはむごいな」の「な」の一語に車谷さんの無限の優しさが詰まっていて、それが今なお読者をひきつけるのだ。「むごいな」という車谷さんは「むごさ」を引き受けながら他者とともに立つ。だから書く。それこそが“風呂桶に釣竿を垂らし続けた”車谷さんの文学であり、本物の文学なのだ。
松永K三蔵
ありがとうございます! ということで、皆さんご存知「あの本、読みました?」に出演させていただいた。名著に山あり、という山の小説特集。

お家でみんなで見た。少し恥ずかしい。

この日も、もちろん「オモロイ純文運動」Tシャツだが、今回はちょっと山っぽい格好にした。

鈴木保奈美さん。我々世代は、みんな鈴木保奈美さんのドラマを観ていた。
感慨深い。

林プロデューサー。会社員、組織人としてとても深く読み込んでくれていて、ありがたかった。感謝。
オススメの一冊ということで、私が『バリ山行』を書くきっかけにもなった新田次郎の『孤高の人』を紹介させていただいた。地元神戸、六甲山が舞台。伝説の登山家 加藤文太郎の小説だ。
私はこの本を、義母から勧められ、山に登りはじめた。まだ登山というものが富裕層のあそびで、グループで登ることが当たり前の時代に、一介の会社員であった文太郎は、ひとり試行錯誤しなが道具や補給食を工夫して山に登った。単独行で。当然に異端視され、排斥もされた。でも登った。
そう、作中でも名前が出てくるご、妻鹿さんは加藤文太郎のオマージュだ。娯楽小説なので楽しんで読めます。『孤高の人』オススメです。ちなみに漫画『孤高の人』もすごくオススメです。(大人の事情か、登場人物の登場の仕方に無理があるが)それを補って余りある作品です。
ということで、見逃し配信「Tver」は5/15にまでです。よろしくお願いします!
https://tver.jp/series/srlav4h3bc
松永K三蔵
超人気YouTubeチャンネル『街録ch』に出させていただきました。

いやー、この番組、私のまわりでもかなり人気で、もちろん私もチャンネル登録してちょこちょこ観ている。そしてよく人から勧められる。「見てみ」と。
出演の話があって、私でいいのか?と思ったが、創作系の方もいろいろ出ておられる。
「街録ch」に出られる人たちの中では、私は割と普通の人生なので、箸休め的にちょうど良いだろう。

とにかくまさか自分が「街録」に!ありがたい。
小説家はまだ少ないんじゃなかろうか。前に赤松利市さんが出ておられたが、あの方はなかなか凄まじい経歴だ。
インタビューアーの三谷さんにうまく質問していただき、とても楽しかった。内容的には世間ではあまり知られていない純文学事情だろうか。
私の回はほんと、過激さはゼロなので皆さん安心して見てください。
👇コチラ
https://youtu.be/81gijLizcbo?si=jTwTZdwytH6w25g9
松永K三蔵
今年一月から担当させていただいた神戸新聞 夕刊に載る〈随想〉。2025年の1月から4月までのワンクール。同じく連載メンバーと交代しながら書き継いで行く。全部で7回。

執筆者としてお話しをいただいて、すぐだったので、ストックはなかったが、内容は「完全おまかせ」ということなので、好き放題書かせていただいた。
1979年からの伝統があり、かつては瀬戸内寂聴さんや松下幸之助さんも書かれていたというからすごい。小説家はもちろん、大学教授、俳優、経済人など、いろんな方が執筆人に加わるのでおもしろい。
私の書かせていただいたのは全7回。
①震災の記憶、想像する力
②ヘビのように慧く、犬のように素直に
③ルートがわからない
④言葉で伝えること
⑤友だちは少なくてもいい
⑥貴社益々ご清栄のこと
⑦ちょっと違ってしまった人へ
ネットの神戸新聞NEXTで読んでいただける。
無料の会員登録で誰でも読める。リンクはこちら
https://searching.kobe-np.co.jp/?id=20755&cs=utf8&ord=t&kw=松永K三蔵
ということで神戸新聞の皆さん、購読者の皆さん、お付き合いいただき、ありがとうございました。
松永K三蔵
『バリ山行』をオーディブルにしていただいた。ありがとうございます。聴く読書。いいですよね。

なんだかんだでやっぱり忙しいこの時代、マルチタスクは避けられない。
しかし、やっぱり歩き(画面見ながら)スマホはマズい。基本的にすごいスローで、しかも急ブレーキを踏むように、いきなり立ち止まられることもある。あれは危ない。
せめて耳スマホでお願いしたいところ。耳であれば歩く時はもちろん、筋トレ、部屋、風呂掃除、いろいろできるわけだ。マルチタスク。
私もよく山にある家から街におりるとき、一時くらい歩くが、朗読なんかをよく聴く。
そんなわけで、石狩勇気さんの素晴らしい朗読が聴けます。オーディブル。どうぞ宜しくお願いします。
松永K三蔵
안녕하세요(こんにちは!)ということで『バリ山行』韓国版が発売となった。큰 감사(大感謝)

海外、つまり世界進出だ。オモロイ純文運動も世界展開だ。「OMOROI」が辞書に載るのもそう遠くないかも知れない。
で、これが韓国版の装丁。少しくすんだ色合いで外文っぽい。いい絵ですね。写真ではわかりにくいが、箔押し、というのかルートみたいな赤い線は光る仕上げ。



私はハングルは読めないが、横書きなんだ、と新鮮だった。
そして面白いのがこの韓国版の販売サイト。販促のイラストをつくってくれているのだが、なかなかぶっ飛んでいる。





木が笑顔で喋ってる。
ま、それはいいだろう。表現だ。しかしなんか毛虫?的なやつも集合場所に来て参加している。私はそんなキャラは書いていない(大汗)
ま、でもほんわかして面白いからいいだろう。と思いながら、しかしホンワカした話だと思った韓国の人たちが面食らわないかとちょっと心配。
韓国はお隣だけれどまだ行ったことないので行ってみたい。それから初版限定で、内表紙にイラストを書き下ろした。Google翻訳だが、「登山最高!」と書いてみた。

감사합니다.(よろしくお願いします!)
松永K三蔵
以前、今年の2月17日の神戸新聞に、私の関連記事が同時に三つ載ったなんてことがあったが、今度もすごい。ありがたい。

同一の日に読売新聞と朝日新聞に載った。ともに本の紹介で勅使川原真衣さんとイモトアヤコさんにオススメ本として『バリ山行』をご紹介していただいた。

読売新聞の「本よみうり堂」の「空想書店」というコーナーで、勅使川原真衣さんにご紹介いただいた。日本社会の病理とも言える能力主義に疑問をなげかけ、自らもガンと闘病しながらも、子供たちの未来のために脱能力主義の組織開発を進めておられる。セミナーも聴かせてもらったが、本当に熱い方で私も尊敬申し上げているお方だ。
そんな組織の問題と日々関わっておられる勅使川原さんは、「バリ山行」でも会社パート、組織にあってもあくまで自分軸で生きる「妻鹿さん」に興味を持たれたようだ。そして、同じく紹介されていたのが京都の福祉施設「生き方は、ひとつじゃないぜ」のスウィング、代表の木ノ戸昌幸さんの『まともがゆれる』。私も大好きな本で、オススメだ。昔、スウイングの展示会が神戸にきた時に見に行ったこともある。
そんな勅使川原真衣さんの本もオススメだ。
『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社、2024年)
『格差の”格”ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性』(朝日新聞出版、2025年)
『学歴社会は誰のため』 (PHP新書、2025年)
続きましては、朝日新聞の「あなたに贈る本」というコーナーでイモトアヤコさんにご紹介いただいた。イモトさんといえば「行ってQ」でおなじみで、もうすっかり登山ガチ勢だが、そんな恐怖と不安について『バリ山行』で触れていただいた。
結構、本を読まれている方で、YOUTUBEで本棚紹介などもされていた。エッセーがお好きなようであまり小説は読まないとのことだったが、『バリ山行』は「シビれた」「面白かったー」と言っていただいた。大感謝。

皆さんが面白がって読んでいただけるのが一番ですね。
松永K三蔵