002 PILOT kakuno EF クリア軸

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カクノ。1,000円。安価だからと侮る勿れ。

素晴らしい万年筆。

透明軸だからインク残量もわかる。

ガシガシ使える。黒インクも入れて何本かあるけれど、メインでは、この赤、青インクの二本。

手帳の書き込みと、原稿の推敲に使用。

赤インク PILOT色雫 紅葉

青インク PILOT色雫 天色

001 Pelikan traditional M215 EF細字研出しcustom

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10年来の相棒。

ペン先はEFだけれど、古いペリカンなので、書くとなかなか太かった。

神戸元町のPen&Messageさんで細字研ぎ出し加工をして頂き、滑りはそのまま最高の書き味に。

重さ、長さ、デザイン全て気に入っている。キャップには「Sanzo」の刻印。

黒インクで使用。

 

000 PILOT 朱軸 M詳細不明

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母が使っていた万年筆。ヘタすれば50年前くらい前のもの。

M字。詳細はもうわからない。

原稿に赤を入れる時に使う。

もちろん赤インク

PILOT色雫 紅葉。

000 われに五月を

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群像六月号が来た。われに五月を

みどりに光る青春の爽やかさも無くし、もはや空に吸われるような軽ろやかなココロなどあるはずもなく、吸った空の方で咽せ返るような、そんな渋みを多分に含んだ歳になってしまったが、このみどり色の季節は、私にはより明るい色の季節になった。そうして五月生まれの詩人の、そんな詩句がふいと浮かんだ。

葉叢の中に身を沈め、緑青の光を肺いっぱいに吸い込みたい気分だったが、城春にして、草木ふかしなんて、ぱったりと全身をあずけられる適当な原っぱもないので、それは「群像」六月号に代わってもらった。