039ブックファースト様 松永K三蔵選書フェア 4店舗同時開催!(阪急西宮ガーデンズ店・西宮店・六甲店・梅田2階店)お知らせ×日乗

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ありがとうございます! これは嬉しい。いつも(毎週の様に)立ち寄っている「阪急西宮ガーデンズ店」。阪急西宮北口駅の駅構内にある「西宮店」には乗り換えの際はやはり立ち寄る。「六甲店」、こちらもやっぱり、昔の通勤路だったのでよく立ち寄っていた。「梅田2階店」も阪急梅田からJRに乗り換えの際は立ち寄る。

そんな思い出の場所の書店でフェアをしていただけるのは、ほんと感謝……。

阪急西宮ガーデンズ店
西宮店にて

 

ということで、今回は私の読書遍歴と、大学生、主に母校である関西学院大学生に読んでほしい本ということで選書させていただいた。

 

実際に店舗に行ってほしいので、ここではいくつかピックアップしてご紹介。

■読書遍歴■ 古い本ばかりですみません……

■幼少期(本をほぼ読まず、なので漫画)

・『総員玉砕せよ』(水木しげる)   

幼少期に読んでいたのは違うが、漫画と言えば水木しげる。画力と抜け感。戦記ものは重い。

・『あしたのジョー』(ちばてつや・高森朝雄)

実存の問題を扱っている漫画ですよ。これは。

 

■中高生(主に海外の古典の時代)

・『春の嵐』(ヘルマン・ヘッセ)

欧州の外国文学の美しい雰囲気がいいですよね。どっぷりハマれる。

・『狭き門』(アンドレ・ジッド)

ジッドには傾倒しました。

 

■大学生(日本文学へ)

『リツ子その愛・その死』(檀一雄)

檀一雄はいいぞ、めちゃくちゃいいぞ。『火宅の人』もいいが、私にはこっちがベスト。

『六白金星・可能性の文学』(織田作之助)

織田作は『夫婦善蔵』だけやない!

 

■社会人

『神を待ち望む』(シモーヌ・ヴェイユ)

今の私の羅針盤的な書物

『掃除婦のための手引書』(ルシア・べルリン)

発掘された「アメリカ文学最後の秘密」これはいいです。ほんと。

六甲店にて
フェア用の色紙
梅田2階店

それから地元、関学生(母校の関西学院大学)に読んでほしい本も10冊セレクトさせてもらった。

青春期に読んで欲しい本だ。

①深夜特急シリーズ (沢木耕太郎)

②二十歳の原点 (高野悦子)

③堕落論・日本文化私観 (坂口安吾)

④ちくま日本文学027菊池寛 (菊池寛)

⑤漂流物・武蔵丸 (車谷長吉)

⑥出家とその弟子 (倉田百三)

⑦仮面の告白  (三島由紀夫)

⑧レンタルチャイルド (石井光太)

⑨孫子 

⑩ツァラトゥストラ (ニーチェ)

というラインナップ!

よろしくお願いします。

松永K三蔵

 

読売新聞10/27 「読書推進月間」に書店訪問インタビュー記事を掲載していただきました。★11月選書フェアあります。

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秋の読書推進月間。書店訪問、インタビューの記事を掲載していただきました。

ご協力をお願いしたのは、西宮市民が毎週末行ってんじゃないの? ってくら宮っ子大好き「ガーデンズ」にある、ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店だ。ありがとうございました。

ここにはイラスト入り巨大色紙を置かせていただいていて、いつも本当にお世話になっている。

そして、書店訪問させていただき、読売新聞の記者さんにじっくり話を聞いていただいた。(私が好き放題ベラベラと喋り倒した)。

昔は、心のひろい友人に私は文学談義を聞いてもらっていたが、今は記者さまが聞いてくれる。ありがたい。話していることはあまり当時から変わっていないが……。

「大切な二冊」をセレクトして欲しいと言われ、選んだのは、坂口安吾の『堕落論・日本文化私観』(岩波文庫)※タイトルの評論以外もオススメ。とシモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』(ちくま文庫)

小説ちゃうんかい。という声が聞こえてきそうだが、うーん、「大切な二冊」と言われてしまうとこうなる。ご興味を持った方はぜひお手に取っていただきたい。

★お知らせ

ちなみに、11月からブックファースト阪急西宮ガーデンズ店さんでは、私の選書フェアをしていただける。ありがたい。来てね。

松永K三蔵

読売新聞「幸せランチ&スイーツ」のコーナーでオススメ店をご紹介いただきました。

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芦屋にある、お気軽なカジュアルフレンチのお店、「カジュアルフレンチ Kuro96」を紹介させていただきました。

フレンチというと、テーブルマナー、ドレスコード? と敷居が高いイメージがあるが、ここは大丈夫。私はハーフパンツにTシャツで行く。そして驚異のコスパ。めちゃくちゃリーズナブル。

ランチコースで1,800円(2024年10月)

バカ舌の私も、流石にこのお店の素晴らしい味はわかる。めちゃくちゃ美味しい。

本当は教えたくない店だ。

でもオモロイ純文のように、カジュアルなフレンチも広まって欲しい。

↓今ならWEBで読める!

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/feature/CO056632/20241007-OYTAT50019/

10/19(土)山野辺太郎さんとトークイベントやります!

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『バリ山行』『恐竜時代が終わらない』W刊行記念 松永K三蔵×山野辺太郎トークイベント
「仕事終わりのオモロイ純文」

10月19日(土)16:00~17:30
オンラインのみ(1ヶ月アーカイブつき)

2024年7月に芥川賞受賞作『バリ山行』(講談社)を刊行した松永K三蔵さんと、5月に最新作『恐竜時代が終わらない』(書肆侃侃房)を刊行した山野辺太郎さんによるオンライントークイベント。
ふたりのデビュー前から現在までの道のり、今作の内容について、会社勤め、オモロイ純文についてなど…… 作家仲間だから話せるここだけのトークをお楽しみに!

ということでやります。

私は初トークイベント。大丈夫やろか。いろいろとっ散らかるかも知れないが、皆さんよろしくお願いします。

いろいろ話そうと思う。例えば、見ていただける方の中には小説家志望の方もおられるだろうから、新人賞のこと、デビューのこと。今だからわかること。

執筆のこと、創作方法、コツなど。

もちろんお互いの作品のことにも話が及ぶだろう。そしてこれからのこと。このあたりにはお互いの文学観が出るだろう。

まず私が、尊敬する山野辺さんにいろいろ訊いてみたい。

コメント欄からの質問コーナーもある(たぶん)

ということでよろしくお願いします。

お申し込みはこちらから👇

https://note.com/kankanbou_e/n/ndd3404218c73

「2024ひょうご本大賞」の最終ノミネート作品に『バリ山行』を選んでいただきました。

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とても嬉しい。

読んでいただいた方はわかるだろうが、『バリ山行』の舞台はもちろん兵庫。というか神戸ネタ満載な小説なのだ。超ローカル小説だ。

だから、この地元本の大賞の最終候補というのは、とてもありがたい。

ところが、コレどうやって決まるのかと言うと選考委員の方がいて決めるのではなく、読者の方々のWEB投票なのだ。

選考委員による選考であれば、もうお任せで、ただ待つしかないのだが、投票? となるとこれはもう選挙。選挙活動が必要じゃないのか?

ということで、皆さんお願いします。

投票はネットからということで、皆さんこちらからどうぞ宜しくお願いします。

https://mintclub.kobe-np.co.jp/2024hyogobook.html

松永K三蔵

「リンネル」11月号で『バリ山行』をご紹介いただきました。インタビューも。

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“ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!”という「リンネル」さんだが、大丈夫か?私などを載せて。

ヤマケイさんもアレだけど、「リンネル」さんも結構責めてる。いや、ほんとありがたい。

取材していただいた方がとても熱心に読んでいただき、そのまま熱い記事にしていただいている。

ありがたいです。ほんと。

こういうファッション誌を普段あまり買うことはないが、読んでみるとこれがなかなかたのしい。

記事はスマホで読むなんて人も、たまに雑誌買うのもいいですよ。やはり紙で読むのはストレスが少ないのか、楽ですね。落ち着いて読めます。

まぁ私などはおしゃれとは程遠い生活をしていて、↑このセットアップというのか、ジャケとパンツも、あの、あれだUNIQLOの感動シリーズだ。ちなみに受賞会見もそれだ。

そんな私が書いたのだけれど、おしゃれな女子にも届け『バリ山行』。

ということでよろしくお願いします。

松永K三蔵

「本の雑誌」10月号「新刊めっくたガイド」で『バリ山行』を超おもしろい文学作品と評していただきました。

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本の雑誌チームさんから大変熱く、『バリ山行』を推していただいている。

“ただひたすらおもしろい!”

ありがたい。「超おもしろい文学作品だ」とまで言ってくれている。読みのプロが。

私は、そう、オモロイ純文運動をしているのだから、まさに面目躍如だ。

ありがとうございます!

松永K三蔵

036『山と渓谷10月号』“今月の人”に取り上げていただきました。+“今月の本棚”に小阪健一郎さんによる『バリ山行』の書評もあり!(日乗×お知らせ)

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ええんか? ほんまにええんか?

という戸惑いは正直あった。『山と渓谷』と言えば登山界の専門誌だ。出てくる人は世界的な登山家だ。山野井妙子さんや、角幡唯介さん‥‥‥。とにかく凄い。

そんな素晴らしい山岳専門誌に私のような、ひとり、ちょろちょろと低山を我流で歩いていただけの輩が出ていいものだろうか。

小説は書いた。山の小説。芥川賞もいただいた。が、それは文学界の話。山岳界とはまた別だ。

本格的に山をされている方に、私の山の小説はどう読まれるのだろう。山の描写や山行の様子‥‥‥。不安はあった。「まぁまぁよく書けてるよ、素人にしては」そうお目溢ししてくれれば御の字だと思っていた。

ところが不思議なこともあるもので、山の“ガチ勢”でもあるヤマケイの編集部の方からご感想をいただいた。薮山の描写、登山者の心理も含め、大変に熱いご感想だった。それが今回の記事、インタビューに繋がっているわけだが、私は嬉しさよりも安堵。そしてやはり不思議に思った。

私がひとり彷徨い歩いていた山も、いつか上級者がのぼる高山にまで繋がっていたのだろうか。いや、でも低山や高山、そんなものも我々人間の勝手な分類で、本来、道と同じく、「そんなものはない」のだ。名前すらもない。そこにただ、山があるだけ、なのだ。

めちゃくちゃ山やってる風に写ってる「初心者」

ヤマケイの編集部の方々と六甲山を歩きながら、いろいろとお話しさせていただいた。とても楽しい山行だった。山の話はもちろん、文学の話も聞いていただいた。好き放題喋り散らかしたが、ライターさん、編集者さんが素晴らしい記事に仕上げてくれた。本当に感謝。是非読んで欲しい。

そして写真には、作中で登場する、まさに「アレ」が写っている。うん、アレだ。マステも出てくるけど、アレだ!それは買って見てね。

更に更に、「今月の本棚」では辺境クライマーのリアル妻鹿さんみたいなけんじりさんこと小阪健一郎さんが「バリ山行」の書評を寄せてくださっている。激アツの記事だ。

私は爆笑してしまった!

ヤマケイさん、本当にありがとうございます。

ちなみに私の記事はさておき、今月号は特に「買い」だ。登山アプリや、今更聞けない読図のまとめ、そして登山者永遠のテーマ、レイヤー特集など、めちゃくちゃ良い内容!是非、本屋さんで。

最後に

今回、K2で事故に遭われた平出和也さん、中島健郎さんのお二人に、心よりお悔やみ申し上げます。そしてお二人の素晴らしい実績とそのお仕事に敬意とともに感謝をお伝えしたいと思います。

松永K三蔵

📣サイン会やります。9/7(土)大阪梅田 紀伊國屋書店 梅田本店にて✍️

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大阪梅田駅がまだ「梅田」駅だけで、「大阪ってどこですか?」と旅行者を混乱に陥れていた頃からはもちろん。ずっと、私の小さな頃からずっと、大阪の本屋さんといえば紀伊國屋だった。

それから隣にある巨大モニター「ビッグマン」。ケイタイ、スマホもない時代、待ち合わせ場所と言えばここだった。「ビッグマン」を知らないという関西人がいれば、その人はモグリだ。

そんなこんなでその大阪の書店の聖地とも言える紀伊國屋書店で、サイン会をさせていただくことになった。ありがとうございます。

大変感謝。

実は私はサイン会というのは、するのもちろん初めてだが、見たことも行ったこともない。

どんな感じなんやろか。ということで勝手な空想でまた絵を描いた。

ご予約、お問い合わせはこちら👇

日時

2024年9月7日(土)14:00〜

場所

  • 梅田本店
  • 2番カウンター横特設会場
  • ご予約は店頭 2番カウンターもしくは、06-6372-5821までどうぞ。

読者の皆さん、ご興味持っていただいた皆さんにお会い出来るのを楽しみにしております。

そしてお越しいただいた方には

作中で登場する㊙︎アイテムの「一部」をプレゼント!

あくまで「一部」なので、期待を膨らませ過ぎないでくださいね😅いや、一部だからいいのかも。

それでは皆さん、よろしくお願いします!

松永K三蔵

『バリ山行』の書評を書いていただきました。朝日新聞+日経新聞 8/31

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『バリ山行』の書評を書いていただきました。ありがとうございます!

お知らせが遅れてすみません。

WEBとかでも読めるのかも知れません。

よろしくお願いします。

朝日新聞 評者は山内マリコさん

「超高解像度で男性の、会社員の世界が瑞々しく描かれた、令和6年上半期芥川賞受賞作」

日本経済新聞

「会社員として働く著者が、サラリーマン生活の苦悩に寄り添いながら、未知なる自然の脅威や美しさを活写した。」