XDマガジンにインタビュー記事を掲載していただきました!

テーマは「掘る」。
小説を書くことは自己を掘り下げること。

ただひとり、掘り下げて掘り下げていくこと。
それは光のささない洞穴であろうか。

いや、掘ったその先には、ひらかれているはずだ。

我々は球体の上に生きているから。

やるならとことん。突き抜けるまで。
XDマガジン、めちゃくちゃ高品質なので是非お手にとってみてください。
松永K三蔵
XDマガジンにインタビュー記事を掲載していただきました!

テーマは「掘る」。
小説を書くことは自己を掘り下げること。

ただひとり、掘り下げて掘り下げていくこと。
それは光のささない洞穴であろうか。

いや、掘ったその先には、ひらかれているはずだ。

我々は球体の上に生きているから。

やるならとことん。突き抜けるまで。
XDマガジン、めちゃくちゃ高品質なので是非お手にとってみてください。
松永K三蔵
本屋特集もめちゃいい!北極男・荻田さんの冒険研究所書店も!
アウトドア✖︎本好きにオススメ

焚き火と本。ぴったりですね。

私がセレセクトさせていただいたのは……誌面で確認してください。
お隣のページには熊文学の直木賞作家 河崎秋子さん!

松永K三蔵
「次作も推進力ある文学を」
神戸新聞11/16にインタビューしていただいた記事が載っている、
ちなみにジャケットネクタイに三蔵帽子の訳わからん変な格好で写っている。

ネットでも会員の方なら読めるようだ。
チェックしてみてほしい。
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202411/0018345224.shtml#google_vignette
松永K三蔵

いろいろ聞いていただきました。
こちらから読めます↓
https://ddnavi.com/interview/1448673/a/
松永:大人はみんな知ってるんですよ。「そこは破れないな」っていうことを。勝てないということを。でも、その虚しさを無視するんじゃなくて、その虚しさを知りながら、やる。それでもやる。だから妻鹿さんにはやっていて欲しい。妻鹿さんの言う、やるしかないんだよっていうところですね。
こんなこと言ってます。
松永K三蔵
秋の読書推進月間。書店訪問、インタビューの記事を掲載していただきました。
ご協力をお願いしたのは、西宮市民が毎週末行ってんじゃないの? ってくら宮っ子大好き「ガーデンズ」にある、ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店だ。ありがとうございました。

ここにはイラスト入り巨大色紙を置かせていただいていて、いつも本当にお世話になっている。
そして、書店訪問させていただき、読売新聞の記者さんにじっくり話を聞いていただいた。(私が好き放題ベラベラと喋り倒した)。
昔は、心のひろい友人に私は文学談義を聞いてもらっていたが、今は記者さまが聞いてくれる。ありがたい。話していることはあまり当時から変わっていないが……。
「大切な二冊」をセレクトして欲しいと言われ、選んだのは、坂口安吾の『堕落論・日本文化私観』(岩波文庫)※タイトルの評論以外もオススメ。とシモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』(ちくま文庫)

小説ちゃうんかい。という声が聞こえてきそうだが、うーん、「大切な二冊」と言われてしまうとこうなる。ご興味を持った方はぜひお手に取っていただきたい。
★お知らせ
ちなみに、11月からブックファースト阪急西宮ガーデンズ店さんでは、私の選書フェアをしていただける。ありがたい。来てね。
松永K三蔵
“ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!”という「リンネル」さんだが、大丈夫か?私などを載せて。
ヤマケイさんもアレだけど、「リンネル」さんも結構責めてる。いや、ほんとありがたい。

取材していただいた方がとても熱心に読んでいただき、そのまま熱い記事にしていただいている。

ありがたいです。ほんと。
こういうファッション誌を普段あまり買うことはないが、読んでみるとこれがなかなかたのしい。
記事はスマホで読むなんて人も、たまに雑誌買うのもいいですよ。やはり紙で読むのはストレスが少ないのか、楽ですね。落ち着いて読めます。
まぁ私などはおしゃれとは程遠い生活をしていて、↑このセットアップというのか、ジャケとパンツも、あの、あれだUNIQLOの感動シリーズだ。ちなみに受賞会見もそれだ。
そんな私が書いたのだけれど、おしゃれな女子にも届け『バリ山行』。
ということでよろしくお願いします。
松永K三蔵

ええんか? ほんまにええんか?
という戸惑いは正直あった。『山と渓谷』と言えば登山界の専門誌だ。出てくる人は世界的な登山家だ。山野井妙子さんや、角幡唯介さん‥‥‥。とにかく凄い。

そんな素晴らしい山岳専門誌に私のような、ひとり、ちょろちょろと低山を我流で歩いていただけの輩が出ていいものだろうか。
小説は書いた。山の小説。芥川賞もいただいた。が、それは文学界の話。山岳界とはまた別だ。
本格的に山をされている方に、私の山の小説はどう読まれるのだろう。山の描写や山行の様子‥‥‥。不安はあった。「まぁまぁよく書けてるよ、素人にしては」そうお目溢ししてくれれば御の字だと思っていた。
ところが不思議なこともあるもので、山の“ガチ勢”でもあるヤマケイの編集部の方からご感想をいただいた。薮山の描写、登山者の心理も含め、大変に熱いご感想だった。それが今回の記事、インタビューに繋がっているわけだが、私は嬉しさよりも安堵。そしてやはり不思議に思った。

私がひとり彷徨い歩いていた山も、いつか上級者がのぼる高山にまで繋がっていたのだろうか。いや、でも低山や高山、そんなものも我々人間の勝手な分類で、本来、道と同じく、「そんなものはない」のだ。名前すらもない。そこにただ、山があるだけ、なのだ。

ヤマケイの編集部の方々と六甲山を歩きながら、いろいろとお話しさせていただいた。とても楽しい山行だった。山の話はもちろん、文学の話も聞いていただいた。好き放題喋り散らかしたが、ライターさん、編集者さんが素晴らしい記事に仕上げてくれた。本当に感謝。是非読んで欲しい。
そして写真には、作中で登場する、まさに「アレ」が写っている。うん、アレだ。マステも出てくるけど、アレだ!それは買って見てね。
更に更に、「今月の本棚」では辺境クライマーのリアル妻鹿さんみたいなけんじりさんこと小阪健一郎さんが「バリ山行」の書評を寄せてくださっている。激アツの記事だ。

ヤマケイさん、本当にありがとうございます。
ちなみに私の記事はさておき、今月号は特に「買い」だ。登山アプリや、今更聞けない読図のまとめ、そして登山者永遠のテーマ、レイヤー特集など、めちゃくちゃ良い内容!是非、本屋さんで。
最後に
今回、K2で事故に遭われた平出和也さん、中島健郎さんのお二人に、心よりお悔やみ申し上げます。そしてお二人の素晴らしい実績とそのお仕事に敬意とともに感謝をお伝えしたいと思います。
松永K三蔵

とても楽しかったインタビュー。記者の方が聞き上手。調子に乗っていろいろと話してしまった。
このインタビューは文學界8月号に掲載していただいたエッセイ「押せども、ひけども、うごかぬ扉」に続くインタビュー。
(ひとり山に入り、ルートを外れ)「社会的な肩書きや付加的なものが外れ、自分とは何かを問い直していく。『何者でもない自分』と世界の関係性というテーマは今後も追い続けたい」
これは新人賞で同期の石沢麻依さんもされていた企画だけれど、すると比較対象が石沢さんってことになると結構辛いものがあるが、私はうまく答えられただろうか。15も問いかけていただき、ありがとうございます。


その石沢麻依さんの寄稿や、同じ大学出身の井戸川射子さんの創作。
今月も充実の内容の群像。
みなさん、どうぞよろしくお願いします!
松永K三蔵
週刊誌!に載せていただきました。主な読者層はやはり現役世代のサラリーマンだろう。つまり私だ。今回久しぶりに買ったけれど、なるほどあれこれ気になる記事が並んでいる。

紹介していただいた『バリ山行』は山の小説だが、サラリーマン小説でもある。というかかなりサラリーマン小説だ。組織の中で働いて、奥歯を噛んだ経験のある方なら小説に出てくるエピソードに共感していただけるのではないだろうか?
え? それ俺の責任? なんて理不尽なことに巻き込まれるのは日常茶飯事で、割り切って、ドライに相手を切り捨てることもできるけれど、ふと見るとその目線の先に、これまた別の立場で理不尽な目に遭っている取引先の男……。そんなやるせないことはいくらでもある。

会社の方針の不合理さ(いや、たぶん意味はあるんだよね)しかし末端サラリーマンにはわからない。ブルシットジョブなんて思えるバカバカしい業務。
それでも、それでも生きていく。モヤモヤも苛立ちも引きずって山に入る。その先に私たちは何を見るのだろう。
ご一読を!