週刊現代に石田夏穂さんの『ミスター・チームリーダー』の書評を書かせていただきました。

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「週刊現代」さんの「日本一の書評」と言うコーナーで石田夏穂さんの『ミスター・チームリーダー』の書評を書かせていただきました。

ボディビル×中間管理職お仕事小説なのだが、筋肉原理主義者とも言える後藤という主人公がとんでもないのだ。

いやー何かに傾倒するってのは怖いですねえ。

ということで、本も書評もよろしくお願いします。

松永K三蔵

週刊現代8月5日発売号の「書いたのは私です」コーナーでインタビューしていただきました。

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週刊誌!に載せていただきました。主な読者層はやはり現役世代のサラリーマンだろう。つまり私だ。今回久しぶりに買ったけれど、なるほどあれこれ気になる記事が並んでいる。

紹介していただいた『バリ山行』は山の小説だが、サラリーマン小説でもある。というかかなりサラリーマン小説だ。組織の中で働いて、奥歯を噛んだ経験のある方なら小説に出てくるエピソードに共感していただけるのではないだろうか?

え? それ俺の責任? なんて理不尽なことに巻き込まれるのは日常茶飯事で、割り切って、ドライに相手を切り捨てることもできるけれど、ふと見るとその目線の先に、これまた別の立場で理不尽な目に遭っている取引先の男……。そんなやるせないことはいくらでもある。

会社の方針の不合理さ(いや、たぶん意味はあるんだよね)しかし末端サラリーマンにはわからない。ブルシットジョブなんて思えるバカバカしい業務。

それでも、それでも生きていく。モヤモヤも苛立ちも引きずって山に入る。その先に私たちは何を見るのだろう。

ご一読を!