9/29 読売新聞 夕刊「ひらづみ!」書評 梶原阿貴さん『爆弾犯の娘』

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名探偵コナンの脚本を手掛ける脚本家の梶原阿貴さん。そして映画『桐島です』の脚本家でもある。連続企業爆破事件に関わった桐島聡の潜伏生活を追った映画だ。梶原さん自身と桐島の共通点……。

それは梶原さんにしか書け得なかった脚本。

それがよくわかるのが本書だ。

これは梶原さんの自叙伝だが、それは「普通」の自叙伝ではない。

実在の人物たちだが、かなり個性豊か。

決して楽な生活、暮らしではないが、なぜだか明るい。そしてわかって爽やか。それは強さだろう。

物語としてとても面白く読めるし、梶原さんの脅威の記憶力! あの昭和時代が克明に描かれる。それも読みどころ!

ぜひ読んでみてほしい。

松永K三蔵