すばる2月号「日日是好日」に2回目(全3回シリーズ)を書かせていただきました。

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日日是好日、第二回目を書かせていただきました!

一回目のテーマはずばり「山」でした。

二回目は「犬」。

私は犬の小説『カメオ』でデビューした。飼い犬がモデルだ。

今だから白状するが、『カメオ』は半分ネタで書いた。全く期待していなかったが、とりあえず群像に送ったら、それが新人賞に引っかかった。

もしかしたらそういうことが良かったのかも知れない。何事も脱力がキモであるから。

結婚したばかりで、妻は犬を飼うと言い出した。彼女の子どもの頃からの夢だという。私は正直どちらでも良かったが、犬を飼って、私もすっかり犬に夢中になった。そして犬と日々を過ごす中で、いろいろな感慨をもった。そんなことを小説に書こうと思った。だから『カメオ』は犬を飼わなければ書けなかった。つまり私は飼い犬にデビューさせてもらったのだ。

この犬がモデル犬。ロク。六甲山のロクだ。犬種は異なるが、幼い頃のエピソードやその動作など、いろいろ材料を採っている。

妻の影響で、すっかり犬にハマった私だが、今ではもう一匹飼っている。黒い犬。そして名前はまさかのクロだ。それぞれ性格が全然違っているのは写真の通りだ。

一回目の日日是好日はアウトドア雑誌の誌面にしてしまったが、二回目の今回はペット雑誌にしてしまったようだ。

犬はいい。ほんといい。

松永K三蔵

エルマガMOOK「関西から行く 二〇二五年開運の旅」にエッセイを掲載いただきました。

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エルマガジンと言えば関西人におなじみの雑誌て、その誌面づくりはとてもセンスに溢れている。さりげなく持っているとオシャレだ。

特に私は「MEETS」が好きで、内容の充実はもちろん、とにかく誌面のデザインがずっと保存しておきたくなる格好良さだ。

そして今回のMOOK

書き下ろしスペシャルエッセイ「六甲山、修験ルートを歩く」を書かせていただいた。

https://www.lmagazine.jp/mook/MOOK6190878/

素敵な写真の表紙にも私が登場。ありがたいような、もうしわけないような。

もちろん内容もデザインもとてもいい。

内容充実。

そして巻頭には私のエッセイ。

……ちょっとこの撮影日の前日まで寝込んでいて、顔が内田百間みたいになっている。

それはさておき、このエッセイ、テーマは「開運」でもスピリチュアルに偏らず、霊場や磐座で感じる何か、にスポットをあて。ならばということで私はかねてから興味のあった六甲山の修験ルートを辿ることにした。そこで感じたこと、考えたこと、それをそのまま文章にしようと思った。

つまりどうなるかわからないルポ風のエッセイ。

半日かけて山道を歩く。23キロ。

いろいろ考えることができて、また書くことができた。私にとってもとても思いれのあるエッセイとなった。

読んでみてください。

松永K三蔵

群像1月号「本の名刺」に『カメオ』エッセイを掲載していただきました。

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「群像」には単行本になると「本の名刺」なるコーナーに自著紹介エッセイを書かせてもらえることがある。

群像 2025年1月号

その本に、作品にまつわるアレコレ。

私のデビュー作『カメオ』もいろいろ語ることがある。

インタビューで、よくモデルがあるのですか?と聞かれることがあるが、この『カメオ』には明確なモデルがいる。

私の飼犬だ。

彼とはもう10年以上の付き合いだ。

彼にデビュー作を書かせてもらった。

つまり彼がいなければ私はデビューしていないのだ。そのことは私の「群像新人文学賞優秀作」受賞のことばに書いている。「掲載・出版」コーナーから読んでいただけます。

どうぞみなさんこちらも読んでみてください。

松永K三蔵

すばる1月号「日日是好日」に1回目(全3回シリーズ)を書かせていただきました。

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集英社の文芸誌「すばる」の日日是好日はご存知だろうか?

あれおもしろい。書き手の撮った写真とともにエッセイが載る。3回シリーズのフォトエッセイなのだが、写真とエッセイがなんかいつもいい。

すばる 2025年1月号(12/14発売中)

そんな「日日是好日」に私のフォトエッセイを載せていただいた!嬉しい!

3回シリーズ。第一回は、ズバリ「山」。

西山谷の写真

『バリ山行』でも出てきた神戸市東灘区にある西山谷に久しぶりに行って書いた。三年振りだろうか、、、。小説を書いていた時、やはり西山谷に来ていたが、その比較をそのままに書こうと思った。

もちろん写真は西山谷の写真。

なんだかアウトドア雑誌みたいになった。

あと、山で妻鹿さんのカップ麺残り汁おじやをやった。その写真もある。

妻鹿メシ

どういうことで、読んでみてください。

松永K三蔵

「Tarzan web」にエッセイ「生きるための山行」を書かせていただきました。webで読めます。

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Tarzan webにエッセイを書かせていただきました。ありがとうございます。

山にのぼりはじめたきっかけなど、山にハマることについて書きました。

ハマるってどういうこと?

こちらからどうぞ

https://tarzanweb.jp/post-321845

『文學界』9月号に芥川賞受賞記念エッセイ「妹よ」を掲載していただきました。そして……

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なんだ? このタイトル。まぁアレだ。ほぼほぼ私の妹に宛てた個人的な文章をエッセイとして載せていただいた。

1933年創刊。歴史ある文芸誌だ。そんなことが許されるのか。いや、許してもらおう。芥川賞記念だから、私の敬愛する菊池寛先生も「仕方ないなぁ」と許してくれるだろう。

そう、タイミング良いのか悪いのか、芥川賞選考会の三日後が私の妹の結婚式だったのだ。

↓これをBGMに読んでください。

https://m.youtube.com/watch?v=eFJeJhKBxis

南こうせつ 「妹」

そして! なんと、吉田大助さんが、私について作家論を寄せてくださっております。感謝。ありがたいお言葉の数々、終始恐縮しっぱなしでした。とても面白い内容! こちらも是非。

毎日新聞8/1夕刊に芥川賞受賞エッセイを掲載していただきました。記事タイトル「山と街、双方に生きて」

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もののけ姫みたいなタイトルだが、記事のタイトルなので私が決めたのではない。(「山」と「まち」に生きて)

「お仕事小説」という言葉に私は実は違和感があって、社会人として生きていたら、たいていは仕事とか会社からは逃れられなくて、またそれになんの悩みも不安も抱かず、語るべきこともない人なんているのだろうか?

なんてことを思う。だからテーマがなんであれ仕事は絡む、生活は絡む、だから共感するんじゃないのだろうか。そしてそんなものへの反撥も。

ということで、皆さんどうぞ読んでみてください。

山陰中央新報7/29 静岡新聞7/30神戸新聞8/1などにエッセイ「日常の積み重ねが物語に」を掲載していだきました。

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 芥川賞受賞エッセイ、「日常の積み重ねが物語に」を掲載していただきました。私もサラリーマンなので、基本的には変わり映えしない毎日を送っている。その積み重ね。

でも、日常の中で、実は、結構意外なことが起きていたりする。このエッセイのラストにはそんなエピソードを紹介しています。

本当に驚きました。そんなことってあるんだなと。

山陰中央道新報web

https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/618024

静岡新聞

https://www.at-s.com/sp/news/article/national/1523064.html?lbl=10285

その他の新聞でも載るかも知れません。

033『新潮』8月号と『文學界』8月号にエッセイを掲載していただきました。(お知らせ×日乗)

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「新潮」と「文學界」、同時にエッセイを掲載していただいた。(7/5発売)

お話をいただき、同じ月の号になった。両誌ともに初登場エッセイ。

初登場なので、私の文学マニュフェストとも言うべき内容のエッセイで、それは互いにリンクしている。

寺院の門に据えられた阿吽の仁王像のように一対になっていて、両方とも読んでいただければオモロさ倍、いや三倍だ。そんなオモロイエッセイとなっている。

まずは『新潮』

『新潮』8月号 私は道になりたい

「私は道になりたい」 ん? もしかして、コレってアレか? アレなのか? 勘のいい人は気づいただろうか。どうだろう。それは誌面で確かめてくれ。こちらには私の心の師である、坂口安吾、シモーヌ・ヴェイユの御両名にご登場いただいた。

それから『文學界』

『文學界』8月号 押せども、ひけども、うごかぬ扉

このタイトル。好きな人なら、すぐにその出典を言いあてるだろう。そう、太宰治だ。日本文学界のスーパースター。けれど、正面切って好きだとか、影響受けたとかは何故か言いにくい。そんなビートルズ的な存在だ。メジャー過ぎて、迂闊に手を出しにくいのだ。でもやっぱり偉大。天才。そんな太宰をフューチャーして書いた。

オモロイエッセイなので、皆さんどうぞ、書店で買って読んでみてくださいね。

そして『バリ山行』の単行本が出る。

それで三点。三点支持だ(山)。三蔵、三点セット、全て読んでオモロさ九倍だ。

ということで、単行本もよろしくお願いします。「群像」掲載版よりブラッシュアップされ、文章のキレが格段に増しております。表紙も奥深くて鉱石のように美しい装丁の本ですよ。

松永K三蔵

WEB中公文庫 「私の好きな中公文庫」第27回にエッセイを書かせていただきました。

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中公文庫いいですよねえ。好きです。改めて本棚を見ると結構持っている。そんな中央公論新社さんにお声がけいただいて、書いた「私の好きな中公文庫」。

中央公論新社さんと言えば谷崎。大好きな谷崎潤一郎。私の好きな谷崎潤一郎について、地元とも言える芦屋を絡め、ルポ風に写真も載せて書かせて頂いた。

WEBなので、こちらから読めます。

よろしくどうぞ。

https://chuokoron.jp/series/124215.html