「リンネル」11月号で『バリ山行』をご紹介いただきました。インタビューも。

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“ふわっとやさしい暮らし&おしゃれマガジン!”という「リンネル」さんだが、大丈夫か?私などを載せて。

ヤマケイさんもアレだけど、「リンネル」さんも結構責めてる。いや、ほんとありがたい。

取材していただいた方がとても熱心に読んでいただき、そのまま熱い記事にしていただいている。

ありがたいです。ほんと。

こういうファッション誌を普段あまり買うことはないが、読んでみるとこれがなかなかたのしい。

記事はスマホで読むなんて人も、たまに雑誌買うのもいいですよ。やはり紙で読むのはストレスが少ないのか、楽ですね。落ち着いて読めます。

まぁ私などはおしゃれとは程遠い生活をしていて、↑このセットアップというのか、ジャケとパンツも、あの、あれだUNIQLOの感動シリーズだ。ちなみに受賞会見もそれだ。

そんな私が書いたのだけれど、おしゃれな女子にも届け『バリ山行』。

ということでよろしくお願いします。

松永K三蔵

「本の雑誌」10月号「新刊めっくたガイド」で『バリ山行』を超おもしろい文学作品と評していただきました。

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本の雑誌チームさんから大変熱く、『バリ山行』を推していただいている。

“ただひたすらおもしろい!”

ありがたい。「超おもしろい文学作品だ」とまで言ってくれている。読みのプロが。

私は、そう、オモロイ純文運動をしているのだから、まさに面目躍如だ。

ありがとうございます!

松永K三蔵

036『山と渓谷10月号』“今月の人”に取り上げていただきました。+“今月の本棚”に小阪健一郎さんによる『バリ山行』の書評もあり!(日乗×お知らせ)

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ええんか? ほんまにええんか?

という戸惑いは正直あった。『山と渓谷』と言えば登山界の専門誌だ。出てくる人は世界的な登山家だ。山野井妙子さんや、角幡唯介さん‥‥‥。とにかく凄い。

そんな素晴らしい山岳専門誌に私のような、ひとり、ちょろちょろと低山を我流で歩いていただけの輩が出ていいものだろうか。

小説は書いた。山の小説。芥川賞もいただいた。が、それは文学界の話。山岳界とはまた別だ。

本格的に山をされている方に、私の山の小説はどう読まれるのだろう。山の描写や山行の様子‥‥‥。不安はあった。「まぁまぁよく書けてるよ、素人にしては」そうお目溢ししてくれれば御の字だと思っていた。

ところが不思議なこともあるもので、山の“ガチ勢”でもあるヤマケイの編集部の方からご感想をいただいた。薮山の描写、登山者の心理も含め、大変に熱いご感想だった。それが今回の記事、インタビューに繋がっているわけだが、私は嬉しさよりも安堵。そしてやはり不思議に思った。

私がひとり彷徨い歩いていた山も、いつか上級者がのぼる高山にまで繋がっていたのだろうか。いや、でも低山や高山、そんなものも我々人間の勝手な分類で、本来、道と同じく、「そんなものはない」のだ。名前すらもない。そこにただ、山があるだけ、なのだ。

めちゃくちゃ山やってる風に写ってる「初心者」

ヤマケイの編集部の方々と六甲山を歩きながら、いろいろとお話しさせていただいた。とても楽しい山行だった。山の話はもちろん、文学の話も聞いていただいた。好き放題喋り散らかしたが、ライターさん、編集者さんが素晴らしい記事に仕上げてくれた。本当に感謝。是非読んで欲しい。

そして写真には、作中で登場する、まさに「アレ」が写っている。うん、アレだ。マステも出てくるけど、アレだ!それは買って見てね。

更に更に、「今月の本棚」では辺境クライマーのリアル妻鹿さんみたいなけんじりさんこと小阪健一郎さんが「バリ山行」の書評を寄せてくださっている。激アツの記事だ。

私は爆笑してしまった!

ヤマケイさん、本当にありがとうございます。

ちなみに私の記事はさておき、今月号は特に「買い」だ。登山アプリや、今更聞けない読図のまとめ、そして登山者永遠のテーマ、レイヤー特集など、めちゃくちゃ良い内容!是非、本屋さんで。

最後に

今回、K2で事故に遭われた平出和也さん、中島健郎さんのお二人に、心よりお悔やみ申し上げます。そしてお二人の素晴らしい実績とそのお仕事に敬意とともに感謝をお伝えしたいと思います。

松永K三蔵

📣サイン会やります。9/7(土)大阪梅田 紀伊國屋書店 梅田本店にて✍️

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大阪梅田駅がまだ「梅田」駅だけで、「大阪ってどこですか?」と旅行者を混乱に陥れていた頃からはもちろん。ずっと、私の小さな頃からずっと、大阪の本屋さんといえば紀伊國屋だった。

それから隣にある巨大モニター「ビッグマン」。ケイタイ、スマホもない時代、待ち合わせ場所と言えばここだった。「ビッグマン」を知らないという関西人がいれば、その人はモグリだ。

そんなこんなでその大阪の書店の聖地とも言える紀伊國屋書店で、サイン会をさせていただくことになった。ありがとうございます。

大変感謝。

実は私はサイン会というのは、するのもちろん初めてだが、見たことも行ったこともない。

どんな感じなんやろか。ということで勝手な空想でまた絵を描いた。

ご予約、お問い合わせはこちら👇

日時

2024年9月7日(土)14:00〜

場所

  • 梅田本店
  • 2番カウンター横特設会場
  • ご予約は店頭 2番カウンターもしくは、06-6372-5821までどうぞ。

読者の皆さん、ご興味持っていただいた皆さんにお会い出来るのを楽しみにしております。

そしてお越しいただいた方には

作中で登場する㊙︎アイテムの「一部」をプレゼント!

あくまで「一部」なので、期待を膨らませ過ぎないでくださいね😅いや、一部だからいいのかも。

それでは皆さん、よろしくお願いします!

松永K三蔵

『バリ山行』の書評を書いていただきました。朝日新聞+日経新聞 8/31

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『バリ山行』の書評を書いていただきました。ありがとうございます!

お知らせが遅れてすみません。

WEBとかでも読めるのかも知れません。

よろしくお願いします。

朝日新聞 評者は山内マリコさん

「超高解像度で男性の、会社員の世界が瑞々しく描かれた、令和6年上半期芥川賞受賞作」

日本経済新聞

「会社員として働く著者が、サラリーマン生活の苦悩に寄り添いながら、未知なる自然の脅威や美しさを活写した。」

毎日新聞8/26夕刊にインタビュー「信じられる」何かを求めて を掲載していただきました。

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とても楽しかったインタビュー。記者の方が聞き上手。調子に乗っていろいろと話してしまった。

このインタビューは文學界8月号に掲載していただいたエッセイ「押せども、ひけども、うごかぬ扉」に続くインタビュー。

(ひとり山に入り、ルートを外れ)「社会的な肩書きや付加的なものが外れ、自分とは何かを問い直していく。『何者でもない自分』と世界の関係性というテーマは今後も追い続けたい」

『バリ山行』の書評を書いていただきました! すばる9月号(若菜晃子さん)+ 小説すばる9月号(三宅香帆さん)

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若菜晃子さんが『すばる』で書評を書いてくれました。若菜さんは神戸のご出身で、山と渓谷社の編集者というキャリアを持つ方。すごいプレッシャー。大汗。

そして『小説すばる』では、大ベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題沸騰の三宅香帆さんの連載書評「新刊を読む」で、お取上げいただきました。

いずれも素晴らしい評で、ほんとうにありがたいお言葉で、全く恐縮ですが、皆さん是非読んでいただければと思います。よろしくお願いします!

『文藝春秋』9月号に「バリ山行」全文掲載、受賞のことば、インタビューを掲載していただきました。

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高級誌なんて言い方は日本ではあまり馴染みがないのかも知れないが、しかしそれをあげるとするなら問答無用で「文藝春秋」だろう。

私も見本誌を見て、改めてその佇まいの良さに見惚れた。グラビアのセンス、記事、その充実。そんな雑誌に私の小説が載る。ありがたいことだ。

そんな「文藝春秋」は文学好きの方にも非常に高コスパ。なんといっても今回であれば芥川賞二作丸々よめて、更には著者のインタビュー、受賞のことば。

更に楽しみなのが、芥川賞の選評。これがおもしろい。なんと言っても当代一の作家たちが作品を巡って話し合い、考察し、選評書くのだから、面白くないわけがない。おもしろくなくなくなくない。(あってるか?)今回は場外乱闘だったが、詠美(センセイ)節も健在。

選評についてはまた別項でとりあげる。久しぶりに「日乗」とかで。

『文學界』9月号に芥川賞受賞記念エッセイ「妹よ」を掲載していただきました。そして……

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なんだ? このタイトル。まぁアレだ。ほぼほぼ私の妹に宛てた個人的な文章をエッセイとして載せていただいた。

1933年創刊。歴史ある文芸誌だ。そんなことが許されるのか。いや、許してもらおう。芥川賞記念だから、私の敬愛する菊池寛先生も「仕方ないなぁ」と許してくれるだろう。

そう、タイミング良いのか悪いのか、芥川賞選考会の三日後が私の妹の結婚式だったのだ。

↓これをBGMに読んでください。

https://m.youtube.com/watch?v=eFJeJhKBxis

南こうせつ 「妹」

そして! なんと、吉田大助さんが、私について作家論を寄せてくださっております。感謝。ありがたいお言葉の数々、終始恐縮しっぱなしでした。とても面白い内容! こちらも是非。

『群像』9月号に「松永K三蔵への15の問い」(インタビュー)を掲載いただきました。

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これは新人賞で同期の石沢麻依さんもされていた企画だけれど、すると比較対象が石沢さんってことになると結構辛いものがあるが、私はうまく答えられただろうか。15も問いかけていただき、ありがとうございます。

スカした顔をしているが、私はもっと緩い人間だ。

その石沢麻依さんの寄稿や、同じ大学出身の井戸川射子さんの創作。

今月も充実の内容の群像。

みなさん、どうぞよろしくお願いします!

松永K三蔵