
2026年7月より 本サイトの日乗(ブログ)、お知らせ を 「NOTE」https://note.com/mksanzo に移行(統合)することになりました。
つきましては、現在閲覧中のものも移行されます。一部、有料記事になるものもあります。
引き続き、本サイトでは掲載、講演、イベント情報などを追記していきます。
よろしくお願いいたします。
(松永K三蔵公式ウェブサイト 三蔵亭日乗運営スタッフ)

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新年度がはじまりました。ニュースで流れる、各社(大手企業)の華やかな入社式。内定無しで大学を出た私は、入社式の経験がない。
大学を出て20年以上経つけれど、未だに、入社式の映像などを見ると、なんだがぐうっと胸が苦しくなる。
だからそんな私には同期というものがいない。最初に職らしいものに就いた時も同期はおらず、その後、いくつか職を転々とした時にも同期はいなかった。
入社式コンプレックスであり、また同期コンプレックスでもある。そうして始めて「同期」と言える仲間にめぐまれたのが小説家としてデビューした時。
石沢麻衣さんと島口大樹さん。二人がはじめての同期。だからこの三人は仲が良い。というか私が接近した。はじめてできた同期だから。(涙)
そして新年度。この春に私もはじめてラジオ番組を担当させていただきます。

オモロイ純文運動が電波にのる。バチバチです。
これまでもゲストでは何度か出させていただいたラジオ。先月は、あのネオ昭和の阪田マリンさんの代演としてラジオ関西のClip(木曜Clip)でドラァククイーンのサマンサ・アナンサさんと一緒にラジオパーソナリティを体験させていただいた。
そんなご縁があったりなかったりで、なんとラジオ関西で「電波でオモロイ純文運動」という深夜番組をさせていただくことに。
お相手は西宮神社えべっさん古本市でもご一緒した、林芙美子文学賞大賞の作家、大原鉄平さんと一緒にさせていただきます。(ちなみに鉄平さんは大学の先輩でもあります)
この番組では、本の紹介はもちろんですが、鉄平さんや私が偏愛する、映画や漫画、アニメ、音楽など、「文学性」があると思うものを紹介していく文化系トーク番組です。いまのところ3カ月限定の番組です。
そんなこんなでいろいろやってます。もちろん執筆も。講演やイベントも。皆さまに支えられて生きてます。
年度末、年度初めはイベント多し。といことでイラストはこちら。

(ちょい適当やろか)ずっと書いているので、イベントや講演、ラジオがちょっとした気分転換になってます。
またいろいろお知らせはありますので、「お知らせ」チェックなどよろしくお願いします!
松永K三蔵
2026年がはじまってひと月と少し、激務で。締切などいろいろに追われている。

ということで、今、こんな感じ。物を書くことには終わりがなくて、出来たと思っても、永遠に推敲できてしまう。といっても同じ文章ばかりを弄んでおれないので、締切というものがちゃんとあって、次、その次という具合に仕事を進めていく。もちろん初稿がなかなかキマらないこともある。が、とりあえずは書く。文字数は満たす。でもなんか違う。なんかわからんけど、違う。そうなると全く仕事が進まなくなるのだが、コレが大事。
たまに創作について話したり、教える、というかお伝えする機会をいただくけれど、「書けない時はどうしたらいいですか?」なんてご質問をいただくが、私が教えてほしい。私にも何か気の利いた解決策があるわけでなく、とにかくもう書いて、書いて、書いて、頭がおかしくなるまで書きまくる他はないと思う。あらゆるパターンを試し、脱線し、迷い込み、暴走し、墓穴を掘り、自ら窮地に追込み、そうやってかなりの遠回りをするハメになることになっても、やはり書きまくるしかない。
それもこれも、「ん、なんか違う」という感覚からはじまっていることで、しかしコレが大事。私は特に自分に文才があるとは思ってはいないけれど、もしかしたらこの自分の感覚だけは大切にしなければならないと思う。どんなに原稿が滞ったとしても(小声)
ということで2月はガシガシ書いて、慌てているが、3月。3月は毎週1回以上、何かイベントがある大忙し(ありがとうございます)
お知らせの記事はこちらから👇
https://m-k-sanzo.com/2026/02/27/「3月」松永k三蔵のおしらせ/
松永K三蔵

さて、あけましておめでとうございます。なんて言うタイミングはとうに過ぎ去ってしまっているけれど、去年の振り返りと今年の展望など。
昨年、11月頃より忙しくて、お知らせは月1にまとめて、この日乗(ブログ)も少しおやすみしていたが、たまにはちゃんと載せていきます。
昨年振り返って、おかげさまでいろいろやらせてもらいました。感謝。感謝。ほんと感謝。
昨年、大きな仕事としてはやはり5月のドミニカ共和国の訪問だろうか。国策としてドミニカに渡った日本人の方々の今を追った。日本の中南米諸国への移民の歴史は100年を超える。そしてドミニカ共和国は今年で70年の節目を迎える。中南米の移民史の中でもドミニカ共和国への移住には非常な困難な歴史だ。これについてはまたJICAを通じて書いたものを発表させてただく。

それから、NHK BS「ヤマたび!」の収録と出演。約一週間山に入り、収録した。これもおもしろい経験だった。

それから講演をよくさせていただいた。多くのお声がけ本当にありがとうございました。都合20回ほどの講演、講義をさせていただいた。※「講演・メディア」参照

ラジオやイベントで「山カフェ」マスターこと石丸謙二郎さんや、あの石川直樹さんとお会いできたのは思い出深い。


他にも、あ、しんめいPさんとの対談イベントとか、ほんとあげればキリが無いけれど、本当に感謝。
ということで今年。2026年。タイトルイラストの通り、毎朝仕事場所に通勤している。書いている。書きまくっています。今年は短編含めていくつか小説を発表します。
そして早くも講演やらイベントやら、いろいろお声がけいただいている。サイトの表の「講演•メディア」から「イベント一覧」や「講演一覧」をご参照、、、と言ってもご覧にならない方もいるだろうから、スクショを貼っておく。まだ詳細公開前のもありますが、こんな感じです。


また、XやInstagramやサイトでお知らせするので、チェックしてみてください。
それでは皆さん、めちゃくちゃ寒い日が続きますが、お互いがんばっていきましょう!
松永K三蔵
茨城県のみなさん。いばらき大使の松永K三蔵です。お待たせしました。そしてありがとうございます! ついに「いばらき読書フェスティバル」に呼んでいただきました。

大学ビブリオバトルや一箱古本市、こどもおはなし会、などイベント盛りだくさん。
こう言うイベントはほんと楽しいので、ぜひ行ってみてほしい。

そして14時からは私の講演会をさせていただく。

【オモロイ純文運動 『バリ山行』執筆ウラ話】
参加無料! サイン会あり。
オシャレでかっこいいチラシだ。
そして
会場の茨城県立図書館は素晴らしい建物。あの星乃珈琲店さんとコラボしている。たのしみ。



星乃珈琲店は絶対行く。
それでは皆さま
よろしくお願いします。
松永K三蔵
緊急で動画、、、じゃないが、サイト更新している。
私の『カメオ』がなんと、ひょうご本大賞2025に選ばれた!
これは皆さんからの投票によって決まる。ガチンコの読者投票だ。投票くださった皆さん、ありがとうございます。
嬉しい。オモロイ純文運動を標榜する私としてはとても意味深いことだ。

喜びの「ワン」ショット。
実は表紙の犬の絵!ウェイシュエンさんの原画が我が家に飾ってあるのだ。
ウェイシュエンさんありがとう!そしておめでとう。この本の魅力の半分以上はウェイシュエンさんのおかげ。
実際に本というものはすぐに「賞味」できない。一番コスト(時間)がかかる。だから、まず目に入る装丁はほんと大切。そしてこの装丁、絶対読みたくなる。だからこの本は、装画のウェイシュエンさんから、中の物語の私へのバトンパスみたいな流れだと思う。
そんなウェイシュエンさんとの約束はこちらhttps://x.gd/03sZ9
ということで急遽10/25にひょうご本大賞記念講演会をすることに。これは困った。何を話そうか。「サラリーマンの研修のようだ」と言われるいつものパワポ芸は使えない。


『カメオ』について、これはあまり話したことごない。『カメオ』そしてやはりオモロイ純文運動について。お話しさせていただく。
松永K三蔵
11/3(月・祝)トークイベント『青空ラジオ』をやる。
ゲストは林芙美子文学賞受賞の大原鉄平さん、三田文学新人賞受賞の鳥山まことさん。
お二人は私の神戸文学館の講演にも駆けつけてくださった。

話す内容は今ねっている。
盛り上がる内容にしたい。

地元西宮のえべっさん古本まつり。
昨年も、その前の第一回も行ったが、古本好きとしてはずっとやってほしい。
私は普通にこの古本まつりが楽しみなのだが、活字離れの今、文藝復興、オモロイ純文運動をやっている私としては、すこしでも盛り上がればと思う。
微力ながらお手伝いできることに感謝。

去年第二回の古本まつり

とにかく楽しみ。
松永K三蔵
2025年 10月4日から 没後70年 坂口安吾展がはじまります。県立神奈川近代文学館にて。

こちらの、裏を見てほしい。
公式図録のエッセイに寄稿させていただいた。つまり、没後70年の今、安吾について語るなら「お前もそのひとりだ」と言っていただいたことになる。

感極まれり。だ。10代の頃、やっぱり同じ新戯作派の太宰治からだったと思うけれど、安吾の『白痴』を手にして以来、師と仰いで二〇余年。
もちろん好きな、あるいは影響を受けた小説家は多いけれど、安吾は特別だ。
安吾のエッセイ、評論のたぐいは号泣、ガクガクと頷き顫えながら読んだ。
もう相当に私の考え、思考に安吾の「精神」が移植されている。たまにエッセイなどに私の考えなどを書いているが、ふとそれは安吾の言い換えにすぎないことを思う。私の掲げる「オモロイ純文運動」なんかも、安吾はとうに言っている。もっとシンプルに、感動に満ちた警句をもって。
文学は、いくら面白くても構はない。
ハラン重畳、手に汗をにぎらせ、溜息をつかせても、結構だ。
そういふことによって文学の本質が変化することはない(以下略)
「通俗と変貌と」
小説は、たかゞ商品ではないか。そして、商品に徹した魂のみが、又、小説は商品ではないと言ひきることもできるのである。
「大阪の反逆」

安吾は私にとって特別。
語りはじめると止まらないけれど、この人の存在は文学史的にも非常に特異だ。日本の文学史の枠の中で理解することは少し難しい人だと思う。

デカいのだ。
とにかく安吾はデカい。
松永K三蔵
ありがとうございます。神戸市さま。
文化賞って何?という方は下記の説明を。
「説明
神戸市では、「豊かな文化と芸術」のまちづくりを進めるため、本市の文化の発展に貢献された個人や団体に「神戸市文化賞」、「神戸市文化奨励賞」及び「神戸市文化活動功労賞」を贈呈しております。」
というわけで2025年度の文化芸術奨励賞に選んでいただきました。



文化奨励賞はバレエダンサーの堤悠輔さんと。堤さんの立派な実績に比べると私のは……。数度のリストラ危機に云々。どんな実績やねんと。まぁしかし私は文士だから、こういうのでいいのだ。
ちなみに堤さんはさすがダンサー。すらりと手足が長くピンと背筋が伸びていらした。こちらがジャガイモになった気分。ジャガイモの気持ちを理解した。いつか「ダンサーと馬鈴薯」でも書くか。

贈呈式は神戸県庁の裏、相楽園にて行われた。素晴らしいお庭。

が、すまん。庭の写真はない。撮るのを忘れた。

申し訳ないッ!
ということで、おっさんのファッションには別に興味はなかろうが、ファッションチェック。

神戸タータンのハンカチを胸に。

それから、これは神戸港紋章のバッチです。

ちなみにこれらは芥川賞の贈呈式にも着用していたんだが、誰にも気づかれず。(見えないか)
今回はさすが神戸のみなさん、気づいていただきました。

好きです、神戸。

神戸。結構長く働いた街。
神戸市役所の一階でたまに休憩していた。
なんか不思議な感じ。
ついでに、帰りに居留地のパタゴニアとモンベルに寄ったのだった。

松永K三蔵
作詞をさせていただくことになった。
故郷、茨城県日立市の中学校の校歌の作詞をすることになった。学校の再編で坂本中学校と久慈中学校が合併し、新たに「松風中学校」が誕生した。その校歌の作詞。
最初にお話をいただいた時、実は躊躇した。私のような者が校歌の作詞などをして良いのだろうか……。
それに、小説は30年書いてきたが、作詞はしたことがない。同じ言葉だけれども。
しかしよく聞けば、在校生徒のみなさんや地域の方が歌詞の言葉の案を出してくださるという。そうか、一緒に作らせてもらえばいいのだ。そう思った。……皆さんの言葉を繋ぐ裏方であれば。
それに、まだまだ未熟者の私ではあるが、いずれ作詞として私の名前を喜んでいただけるように、自分へのプレッシャー、戒めとしてお受けしよう。そうも思った。

今月の初旬、改めて日立市を訪れ、日立市の各所をご案内いただいた。
風神山から。

最初は霧がかっていたが、風神さんの像をお参りしてもどると奇跡の快晴に。
そして旧坂本中学校



まだ生徒たちの声が聴こえてきそうです。
そして旧久慈中学校に。(現 松風中学校)

三蔵じいちゃん。見てますか? (私の筆名の三蔵は祖父から)「三蔵」の名前が日立の松風中学校に記されますよ。
と、見ると旧久慈中学校の校歌を作詞をされたのは川崎三蔵さん。名前というのは不思議だ……。こんな巡り合わせがあるのだろうか。


思い出の久慈浜。私も毎年ここで泳いだ。海といえばここ。私の海はここにしかない。

久慈浜の灯台。

そして青春時代の彷徨いの中、偶然見つけた啄木の歌碑。「何事も思ふことなく いそがしく 暮らせし一日を忘れじと思ふ」

祖父の家(現 叔父の家)の近所にある泉が森

幼い頃、よく祖父と泉の水を瓶に汲みに行き、私はその水を祖父とともに飲んでいた。(当時はOKでした)

私の身体にはこの泉の水が流れている。
翌朝、また浜辺から曇り空の久慈浜を見て思う。

この海だ。母と、兄と親しんだ海。波に巻かれて死にかけた海。私の全身をつつみ偉大な力で持ち上げて押し流し、大きな存在を感じさせてくれた海。

「遊泳禁止」波が荒く濃霧のこの日はそう表示がしてあった。

浜辺で遊ぶ海水浴客。
私はどうしても波に巻かれて思い出したかった。あの海を。波を。そしてこれは大事の前の、私の斎戒沐浴になるだろう。

するとまさかの「注意して遊泳ならオッケー」というアナウンス。
行くしかない。濡れたハーフパンツは歩いていれば乾くだろう。45歳。おっさん。ひとり波に向かって駆け出した。中学生らしい男の子たち四人が歓声をあげながら追ってくる。私も勝手にその中の一員になって波に飛び込む。

ドッという波の圧、力、水飛沫。舌を出して汐を舐める。盛り上がる波の山を超えて沖に向かう。巨大に立ち上がる波の懐に潜り込む。トクトクと音が消えて海に呑まれる。
あぁ、何も、あれから数十年経ったが何も変わらないのだと、私は気が遠くなるようにそう思う。

もしかすると、私もあの頃から何も変わらないのかも知れない。そんなことを考えながら「やばい!やばい!」を連呼する中学生の“ともだち”の声を聴きながら、一時間近く私は波の中で遊んだ。
おまけ
いつも大変お世話になっている日立市立南部図書館にもご案内いただきました。


松永K三蔵コーナーが二つも。大感謝。
ご案内いただきました教育委員会の皆様、松風中学校の校長先生、教職員の皆さま本当にありがとうございました。
一緒に良いものをつくりましょう!

松永K三蔵