五輪に伴う4連休。ありがたいことに私の定職も4、いや3.5連休。私としては自分ノルマの40枚の遅延を、なんとかこの連休で取り戻したいところ。
にしても、暑い。五輪選手は大丈夫だろうか。
窓を開けて書く。無風。暑い。
暑い! 暑い!! 暑い!!!だが、これでいい。
これは描写チャンスだ。
例えば暑いシーンを読んでる人が、いかにその暑さを感じてくれるか。描写には五感が必要だと言う。うーん、感じろ。この暑さを味わい尽くすんだ。
アントン・チェホフは作品の中で面白いことを言っていた。実は人間には100の知覚があって、生きている内はその95を忘れているのだ、とかなんとか。そんなことを作中人物に語らせていた。なんの作品だったか。ちょっと、もう暑いから、原典はあたらない。悪いけど、探してくれ。
私もそう思う。いやもしかすると100どころじゃきかないのかも知れない。宇宙の広大さや、身体を構成する細胞の数や、アイドルグループのメンバーの人数が我々の理解を超えるように。
だから描写も、なるたけ現地を踏み、五感を超えて感じ、それをそのまま筆に乗っけて、書けないものまで描かなきゃね。なんてことを考える、夏。