『新潮』2025.12月号 石川直樹さんの『最後の山』の書評を載せていただきました。

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『新潮』12月号に石川直樹さんの『最後の山』の書評を載せていただきました。

世界には8000mを超える山が14座ある。それを全て登ると、(そんな人いるんです)14サミッターと呼ばれる。もちろん世界でも数十人。

そして石川直樹さんもその一人。

しかも写真家を自称する石川さんは、こだわりから重くてゴツいフィルムカメラを携行する。

写真は新潮さんのInstagramより

そんなとんでもないことを2024年10月に達成した石川さんの「最後の山」の本。ではあるのだけれど、

この「最後」て石川さんだけじゃなかった。

それは本書を読んでほしい。

シェルパという存在。ヒマラヤ山脈で、生まれながらに高所順応した彼ら。これまで世界の登山史の黒子としていた彼らが今、「登山家」として活躍をはじめている。石川さんの目はそこに向く。

ブルーの美しい本。

山なみがエンボスされている。シワじゃない。シワもあるが。

ちなみに(大変失礼かも知れないが)14サミッターであって、写真家として素晴らしい活躍をされて、世界での知名度は御本人の方が遥かに上だけれど、やはり文士の端くれとしてはやはり触れざるを得ない。石川直樹さんの祖父はあの石川淳だ。ちょっと似てる。いやーまさか時代を超えて石川淳のお孫さんと関わりになりなんて、胸熱。

松永K三蔵

新潮9月号に柴崎友香著『帰れない探偵』の書評を載せていただきました。

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柴崎友香さんの『帰れない探偵』の書評を書かせていただいた。


オマエ、ふざけんなよッ! なんだこの書評!って怒られはしないかと思ったが、さすが新潮、寛大なお心で受け止めてくださった。感謝。

おい、お前、なんやねんこのタイトル。

そう思った方はとりあえず読んでみてください。

柴崎さんの新刊『帰れない探偵』。

柴崎さんには群像新人文学賞でお世話になりました。

皆さん、読んでね!

松永K三蔵

033『新潮』8月号と『文學界』8月号にエッセイを掲載していただきました。(お知らせ×日乗)

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「新潮」と「文學界」、同時にエッセイを掲載していただいた。(7/5発売)

お話をいただき、同じ月の号になった。両誌ともに初登場エッセイ。

初登場なので、私の文学マニュフェストとも言うべき内容のエッセイで、それは互いにリンクしている。

寺院の門に据えられた阿吽の仁王像のように一対になっていて、両方とも読んでいただければオモロさ倍、いや三倍だ。そんなオモロイエッセイとなっている。

まずは『新潮』

『新潮』8月号 私は道になりたい

「私は道になりたい」 ん? もしかして、コレってアレか? アレなのか? 勘のいい人は気づいただろうか。どうだろう。それは誌面で確かめてくれ。こちらには私の心の師である、坂口安吾、シモーヌ・ヴェイユの御両名にご登場いただいた。

それから『文學界』

『文學界』8月号 押せども、ひけども、うごかぬ扉

このタイトル。好きな人なら、すぐにその出典を言いあてるだろう。そう、太宰治だ。日本文学界のスーパースター。けれど、正面切って好きだとか、影響受けたとかは何故か言いにくい。そんなビートルズ的な存在だ。メジャー過ぎて、迂闊に手を出しにくいのだ。でもやっぱり偉大。天才。そんな太宰をフューチャーして書いた。

オモロイエッセイなので、皆さんどうぞ、書店で買って読んでみてくださいね。

そして『バリ山行』の単行本が出る。

それで三点。三点支持だ(山)。三蔵、三点セット、全て読んでオモロさ九倍だ。

ということで、単行本もよろしくお願いします。「群像」掲載版よりブラッシュアップされ、文章のキレが格段に増しております。表紙も奥深くて鉱石のように美しい装丁の本ですよ。

松永K三蔵