021 ルッキズム的なもの

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流行りコトバというものは取り扱い注意だと思いながらも、指さきで摘み上げるようにして覗いてみる。するとそれらは大抵、既存の看板の付け替えで、実はそれほど新味があるわけじゃない。 「ルッキズム」だってそうで、それは故事にもあ … Continued

020 世界ゾンビ権宣言 後編

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☞前回のつづき。 南米大陸におけるコンキスタドールのインディオに対する残虐行為の数々を告発したラス・カサス。しかし彼がインディオの労働力の代替として勧告したのが黒人奴隷貿易だ。--根深い。 奴隷貿易。欧州列強はアフリカ大 … Continued

019 世界ゾンビ権宣言 前編

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休みの前の晩などには、家族が寝たあとで私はオットマンに脚を乗っけてグラスを傾け、A・タルコフスキーなんかを観る。 なんてことはなくて、もっぱらアマプラでハリウッド映画だ。ハリウッド映画は最高だ。そんなハリウッド映画のオー … Continued

018 Unplugged/Connected 後編

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017の続き☞ スマホというものはオンラインであるからスマートなわけで、それはコネクト、繋がっている状態だ。作業ツールとしてスマホを使うということもあるけれど、調べたり、連絡したり、何かを視聴したりするのはやはり繋がって … Continued

017 Unplugged/Connected 前編

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例えば10年前と比べた時、明確な風景の変化のひとつに通勤電車の車内があるだろう。当時、乗客は本や紙の新聞を読み、寝ていたり、あるはい何もせず、窓の外を眺めていたりしたのだ。若い人は驚くかもしれないが、昔はそうだったのだ。 … Continued

015 ルシア・ベルリン

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ちょっと、タイトルイラストは少女漫画みたいになったが、勘弁してくれ。 私は「描く」方じゃないから。それに、女の人は難しいんだ。 それでも、本の表紙の写真を参考にしながら描いたイラストのルーが、写真よりもワルそうで悪戯っぽ … Continued

014 単純でいいこと

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ロシアがウクライナに軍事侵攻している。虚実入り乱れ、あらゆる情報が飛び交っている。「自衛のため」というのがロシアの主張だけれど、核兵器で威嚇し、国内の反対派を拘束したり、言論弾圧をしたりしている時点で説得力は乏しい。しか … Continued